2008年5月26日月曜日

朝日新聞社説「低炭素」への挑戦

2008年5月26日の朝日新聞社説。
「低炭素」への挑戦と題して,世界があらゆる処方を動員して温室効果ガスの削減に取り組むべきだとの社説が掲載されていました。
2050年までに地球全体のCO2排出量を半減させるには・・・
1.省エネ
2.化石燃料に変わる新エネルギーの開発
3.産業や生活様式を「低炭素」型に変える。
といった技術的な方策を徹底させる以外に無いと説く。愛媛大学の環境ESDカリキュラムでは,新技術の台頭に頼るだけでは不純分であり,地球市民全員の意識改革が必要だと説く。結局,技術を利用し使うのは人間一人ひとりですから。

また,気になる一節もあります。
上記の3つの方策を実行できないのであれば,「経済成長を抑えて豊かさを犠牲にしてでもCO2を減らしていくという,不本意な道を歩まねばならなくなる」とある。経済は成長を続けなければ人は幸せにならないのでしょうか?

おすすめ書籍
1.C. ダグラス ラミス(2000) 経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか
2.佐藤典司(2006) 経済成長は,もういらない ゼロ成長でも幸せな国

最後に,「省エネ大国の責任」として,日本の先進的な技術とトップランナー方式と呼ばれる政策を世界に広げるべきだとあります。でも,省エネで50%消費電力が減少しても,その倍以上の製品の数や時間使われれば,総エネルギー消費量は変わりません。

本社説,反対するわけではないが少し視点が欠けている気がするのは私だけでしょうか?
みなさんはどう思われますか?

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