朝日新聞 2008年12月26日 多賀谷克彦記者が建築家隈研吾さんに聞く
持続可能な社会づくりにつながる都市開発の今後の方向性を占う記事とみました。
現在は,かつて都市開発のモデルとしてもてはやされたニューヨークのロックフェラーセンターのような閉じた空間で夢を見させるのではなく,,地面に戻る,地面を大事にする都市開発が21世紀型であるとしています。
つまり,現在人間は「光と風を感じる空間で生活したいと感じ始めている」そして,世界的にも緑を優先する開発が増えてきているのだそうです。
養老孟司さんのいう,脳化社会に人々が疲れてきていることを,反映する現象だと思います。
現在の都市開発の問題として,ビジョンを示せる志の高いリーダーがいないことも致命的だと指摘しています。
人材を世に送り出す大学人としては,耳の痛いお話です。
都市開発を進めるには,様々な制約にとらわれない,ビジョン「あるべき姿」から考えるべきだと隈さん主張します。
これまた,小さな一戸建てを建築中の身にも,耳の痛い話です。
学生の皆さんにはビジョンを示せる,俯瞰的な知識と持続可能な社会づくりの視点そして何よりも,信念を持っていただければと思います。
私もそのようなカリキュラムを提供し続けていきたいと志を新たにしました。
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